KMA ULTRAVENT® のエアフィルターシステム
ULTRAVENT® システムモジュール
ULTRAVENT® のモジュール
モジュールの部品は 6 種類あり、ダイカストマシンからの煙、埃、ミスト及びヒュームを集塵させます。サブシーケンスプロセスにより熱回収をすることもできます。
デミスター
ULTRAVENT® のデミスターは 25 ミリ又は50 ミリの厚さにステンレスメッシュを重ねて造られています。このメッシュはガス流れの上下流の位置に取付けます。特別にデザインされたメッシュはエアロゾル、液滴、ミストの高い分離能力があります。デミスターユニットは掃除できるため、デミスターユニットの交換は不要です。
デミスター
静電集塵器
ULTRAVENT® の静電式フィルターセルは煙、ダストおよび微小ミストを高い効率で分離します。フィルターセルの特徴はステンレス製のフレーム、電極キャリーバー、集塵プレート(オプションでアルミ)、耐油性のあるセラミック絶縁体で構成されており、液体および粘着性のある液体を集塵する最適な設計にしました。これらの特徴により、この静電集塵器が経済的で多くのアプリケーションに適するエアーフィルターになりました。

また、静電式フィルターセルには 2 種の汚染物質を捕集できます。ひとつめは液体油であり、それが集塵プレートから流れ落ち、回収タンクに集まります。集めた油は再使用することも可能です。もうひとつはフィルター上に付着するグリースおよび油状堆積物です。不適切なフィルターを使用すると、早く目詰りして効率的ではありません。目詰まりため、フィルター交換と廃棄物処理の費用がかかります。しかし、静電式フィルターセルは排気流れを遮らないので、グリースや油状堆積物が集塵プレートに蓄積しても空気流量が低下しません。
静電集塵器
熱交換器
高度に集積させた熱交換器により、 ULTRAVENT® 排気フィルターシステムは、空気清浄に加えて、プロセス中の熱回収が可能です。低温の排気からは、KMA Ambitherm® ヒートポンプとの組み合わせで、熱回収が最適化されます。排気から回収された熱は、他の工程に使用できます(例:水や空気の温度を上げる)。フィルターゾーンのすぐ後段に熱交換器を設置することで、自動フィルタークリーニングシステムで一緒に洗浄することが可能です。
熱交換器
自動フィルタークリーニングシステム(CIP)
自動フィルタークリーニングシステムはULTRAVENT® の排気管理システムとして利用されます。これは複雑に集積されたフィルターメディア、デミスター、静電式フィルターセル、熱交換ユニットの掃除に適しています。 ULTRAVENT® の自動フィルタークリーニングシステムは、使いやすさの面では申し分なく、フィルターをクリーニングしている期間中、集塵プレートの上を可動式ノズルが往復洗浄し、高い洗浄効果が得られます。これは、フィルターセルを洗浄する労務費を削減し、メンテナンスの必要性を最小化させます。洗浄システムの自動管理により、水と洗剤の使用量を削減させました。

掃除前
掃除前
掃除後
掃除後
火災予防及び消火システム
ULTRAVENT® システムは火災リスクのある機械にも広く使用されています。全ての KMAシステムは火災検知と消火システムをオプションで利用できます。万が一火災の場合、フィルターデバイス内に消火ガスを充満させる確かなシステムです。結果的に、設備の損害を回避できます。
火災予防及び消火システム
PLC-プログラム制御
ULTRAVENT® の排気管理システムは接点制御もしくは PLC のどちらかで利用されます。PLC オプションは CIP 洗浄システムや集中モニタリングシステムに接続する場合にお勧めです。
Siemens S7 は KMA の標準的な PLC です。これは全てのフィルター機能のログとモニタリングが可能になります。それ以外に接続したメディアのモニタリングにも利用できます。(例 電力量、フィルター洗浄用の水や圧縮空気)もし CIP 洗浄システムがフィルターユニットに含まれているなら、洗浄時間、洗浄水温度などをプログラムで管理できます。
加えて、フィルターシステムを集中管理システム(BMS)やリモートモニタリングに PLCを介して接続することができます。それはISO14001 の面でも重要な役割を果たします。